【 後家相の名前 】その1
女性名の名頭3画、13画は後家相名
女性の名頭でその頭字に3画または13画を持っている人は親子縁がうすいばかりでなく、
夫婦縁も変わりやすく、またうすくなります。これを世間一般では後家相名といっています。
後家相名というのは、夫婦円満なれば片方が短命。円満健在ならば相続人との縁うすし、
というなまえです。片方短命ですから、夫が死ぬとは限りません。運勢とは別に、
五気の組み合わせ不良の方が短命となります。
短命にも年齢差がありますから、何歳で・・・・・ということは言えませんが、
統計でみますと女性が満48歳までとなっています。ですから後家相名の女性は、
結婚しても初婚で共に白髪までというわけにはいきません。初婚で破れるか、
夫婦が生別死別するか、円満で長寿を保ったとしても相続人には縁がうすい、
ということになります。
特に千と万の名頭はその比率が高く、この二字は男性の名頭にしても・・・・・・・
夫婦縁うすく、子供縁もうすい、という結果が出ています。この二字を名頭にした
名前が特に多いようですが、夫婦生活の円満のためには、さけるべきだと思います。
千代・千代子・千恵・千賀・千可・千加・千秋・千鶴・千世・万里・万理・万利・など。
この下に江、代、子などがついて三字名にしても同じことです。
あなたの周囲や、芸能関係の中にもこの字を使った人はたくさんいますから、よく気を
つけてごらん下さい。初婚はもちろんのこと、再婚、三婚してもなおうまくいかず、
独身で過ごしている例もたくさんあります。千姫も俳人加賀千代もこれにあてはまる例です。
また13画の名頭の女性には園子・敬子・照子・義子・聖子・葉子・道子・靖子・
愛子などが多いようです。これも前にいいましたように、子が江、代、枝、恵などに
変わっても同じことです。
【 後家相の名前 】その2
私は以前に文字は生きているといいました。この意味はだいたいもう理解されたことと
思いますが、今までに説明したように、一字一字に陰陽があり五気を持ち、それによって
性別・動静・性格・色・味・方向などを明示しているのですから「文字は生きている」と
言っても決して嘘ではありません。
また、その名頭の一字が運勢や親子関係、夫婦縁をあらわしているのですから姓名学上
後家相の名前が有っても不思議ではないでしょう。
人相・手相などと同じような言葉で、ちょっとおかしいようですが、一般的にわかりやすく
するために、この言葉を使用することにしました。
もちろん統計的に「名頭にこの字を使用すると夫婦縁うすし」という数字が出ているのです
から決して文字面だけの予感とか直感の類ではなく、科学的に根拠があるのです。
では、どのような名前が後家相なのか、名頭にどんな字を使用すると後家になるのか率が
多いのか、それについて説明することにしましょう。
【名前に濁音を有するもの】
漢字でもカタカナでも、発音に濁音(にごり)のある名前は後家相名です。
「夫婦縁うすく、晩婚または独身。初婚でおさまれば相続人に縁なし」という
ことになります。
可寿・かず・和子・みどり・泉・いずみ・梢・こずえ・ひばり・貞子・秀子・定子
富士子・藤子・不二子・千鶴子・田鶴子・静子・繁子・茂子・信子・杉子・つぎ子
順子・淳子・純子・めぐみ・鈴子・一枝・虹子・・・などです。
この他にも濁音のある字はいろいろありますが、名前の合計が吉数であっても危険
ですから避けることです。
上記にあげた名前の中でも和子(11画)・順子(15画)・定子(11画)
鈴子(16画)などは、いずれも大吉数ですが、こと結婚運・夫運になると
よくないのです。
◆ 女性の有名人で名前に濁音を持っている人の名前をあげてみましょう。
三原順子・美空ひばり・雪村いずみ・・五月みどり・うつみみどり・池内淳子さんなどです。
これらの人々は、もうおわかりの通り結婚に失敗したり、縁遠い人ばかりです。
また立派に結婚生活は出来ても、子供に恵まれない、相続人(男の子)に恵まれない
というのも非常に多くみられます。
【信の文字の名頭】
信江・信枝・信恵などは、やはり後家相名で夫縁、男児縁はありません。
とくに信の字は9画ですから、父親との縁、男児縁はゼロといってよいでしょう。
女優や作家にも、この名頭を使っている人があります。
往年の名女優、五月信子・乙羽信子など、夫縁うすく、子縁にも恵まれませんでした。
読者の皆さんの身近にも名前に濁音をもった女性が居られるはずです。
一度参考にその人達の様子を調べてみると、へぇー、なるほど、やっぱり、そうか
というような答えが出てくるはずです。
女性の幸福を望むならば、濁音の名前は絶対に使ってはいけません。
◆ 名前って本当に重要ですよ!「名は体をあらわす」の言葉通り運勢・性格・病根まで
わかるから不思議です。
もう一度、ご自身の名前、家族の名前、身近な人々の名前、良い名前でしょうか?
良い名前を付けて,一生涯幸福な人生を歩んで下さい。それが私の願いです。
【 後家相の名前 】その3
【 ンの発音で終わる名前 】
漢字でも仮名でもンで終わる名前は後家相名です。
千(せん) 仙(せん) 万(まん) 萬(まん) 半(はん) 蓮(れん)
蘭(らん) 伸(しん) 伝(でん) 金(きん) 銀(ぎん) 吟(ぎん)
文(ぶん) 艶(えん) じゅん さん けん その他。
実在の人物だけであなく芝居や物語、小説などにも、こういう名前はよくでてきますが
不思議なことに、みんな後家になったり、結婚に失敗したり、情夫と心中すたり、親にも
子供にも縁がうすい事になっています。
作家にしてみれば、そんなことは別に意識して書いているわけではないでしょうが、
名前と運命との合致しているところが、面白いと思います。これも、やはり姓名の
神秘性というべきでしょう。
【 八重と三重 】
この名前の女性も後家相で、夫に縁うすく、子供にも縁がなく、とくに男の子供には
ほとんど縁がありません。
八重乃・八重子・三重子など初婚でおさまらず、再婚、三婚、それ以上、何回結婚
してもうまくいかないという統計がでています。
また、結婚生活がうまくいったとしても、男の子供にはほとんど恵まれません。
これで後家相の説明は終わりますが、ここで皆さんと一緒に実在の人物や芝居、物語
小説などにでてくる人名について、次回から研究してみましょう。
ここでもう一度、おことわりしておきますが、後家相の名前だからといっても
この名前を持っている人百人が百人ぜんぶ必ず後家になる、というわけではありません。
統計的に、その確率が非常に高い、ということで、他の陰陽の組み合わせや、画数
五気の良好な人、また生年月日にかなった名前や家族の名前で避けることが可能です。
先天運(生年月日)は人間この世に生まれた時に決まっています。しかし後天運は
出世後、先天運の不足を補い、名前・環境・その他を吉にする努力によって運勢を
良好に変えることが出来るのです。
運勢は複雑です。完璧な「良い名前」は先ず、先天運をしることから始まるのです。
それを無視した場合は必ず先天運のとおりの人生になってしまいます。
それは、姓名学上からみて「良いい名前」だと思われるのに現実では不運であったり
これとは逆に、どこから見ても悪い名前であるにもかかわらず、大変運の強い人が
います。
前者は明らかに姓名と生年月日が合っていない(先天運の不足を考慮しない)場合。
また後者は生年月日に逆運といって凶をはねのけて吉に転換させる強い逆転運を
秘めている場合です。これを見極めるには四柱推命の勉強が必要です。
【 7画・17画の名前 】
名前の合計数(自己運)で7画・17画も女性名には後家相名で夫婦運は大凶です。
【 女性が使えば名前負けする字・1 】
女性にとって「敵」とも言うべき文字があるのをご存じでしょうか。
幸・愛・正・光・節・久・勝・・・・・・これらの字は、女性の名頭にありますと
たとえ名前の画数が吉数であっても結婚運・夫婦運が悪く、夫が苦しんだり泣かされ
たりします。
娘さんの場合、縁談がなかなかととのわないとか、初縁で破れることが多いのです。
字そのものは大変よい意味をもっているので、非常に多くの女性が名前に使って
いるので困ったものです。
幸子は11画・幸江は16画・幸代は13画・愛子は16画・久子は6画・節子は18画
というように、すべて大吉数を持っているのに、夫運が悪いとか、未亡人になるか、
さもなければ自分の方で夫を裏切ることになってしまうのは一体どうしてでしょうか。
象形文字である漢字には、一つ一つにそれなりの成立原理があり、深い意味あいが
ひそんでいるのです。
「人」という字は、人間がたたずんでいる姿を、そのまま横から見て描いたものです。
「女」という字も、女の人をそのまま横から描いています。
「吉」という字は、ツボに一杯物を入れて、しっかりとフタをして結んである様子から
変わったものです。
「凶」の字は、落とし穴に人が落ちて、もがいている様子から変わったものです。
中国の文化は、この原始的な象形文字を見事に漢字化して、私たちに残してくれたのです。
私たちが常日頃、安易に使っている文字には原始象形文字から漢字化するまでの間の
数多くの人々の魂がこもっていると言ってもいいでしょう。
魂がこもった文字・・・・・それは、ある意味では自然そのものといえましょう。
だとすれば、人間には人相があり、山に山相があり、川に川相があり、家には家相が
あるように、文字にも字相があると考えるのは至極当然なことでしょう。
字相の神秘が存在しなければ、「幸」「愛」や「光」などの字が、名前として使われた
時は吉数であるにもかかわらず、これだけが凶の働きをする不思議な謎がどうしても
解けないのです。
「幸」の字を男性が使った場合、松下幸之助や青島幸男・橋幸夫さんなどのように凶の
作用など全然無いのに、女の人には悪い作用があるのは何故でしょう。
【 女性が使えば名前負けする字 ・2】
「幸」はさいわいにして刑を免れるの意
だれもが望んでいる幸福の「幸」の字は古い時代の刑罰と関係があるのです。
この字は象形文字としての語源をたどってみますと、罪人が手カセ足カセされた
あの手の形を文字化したものです。現在で言えば手錠ということになります。
この字は上と下が同じ形の手錠を二つ合わせて「幸」という字になったのです。
本当はこの手錠の間に手を入れた姿になるはずだったのが「手錠に手がかからなかった」
と言う意味で「幸いだった」わけで、幸いに違いないのですが、この字は刑罰に関係が
ある理由から、男はその苦しみに耐えられても、女は耐えられないというところに
「幸」の字が女の人にわざわいする原因があるのです。
幸子・幸江・幸枝・幸代などの名前の女性の人は、どうしても「幸」の字とは反対に
苦労することになります。
性格は良い意味のしっかりした好ましい女性なのですが、いざ結婚運・夫婦運と
なると悪くなってしまいます。縁遠いか、悪い夫に苦しめられるとか、夫を裏切るような
後ろめたいことをするようになります。
有名人では縁遠い人は十朱幸代。夫で苦しめられた(?)人で三船敏郎氏夫人の
三船幸子さんが思い浮かびます。
「光」はやがて燃え尽きる炎のひかり
光の字の原形は「ひざまずいた人間が、頭上に幾つもの燃えるものをのせた姿」の
恰好からできた字なのです。
「光」の字の上の部分は、物が燃えている炎をあらわしています。下の部分の左右に
開いているのは、ひざまずいている人間の手と足を現しています。燃えているのは
動物の脂と言われています。同じひかりでも、太陽のひかりは、日の字をのせて「晃」
と書きます。
太陽のひかりは不滅のひかりですが「光」のひかりは、物が燃えている字なのでまもなく
燃え切ってしまい、その光線もやがて四方に飛び散って消えてしまいます。
このような語源の意味から「光」という字は、名前に使うと凶の作用があるのです。
光子・光代・光枝・光世など、多く使われている名前ですが、姓の如何を問わず絶対に
使わないことが賢明です。特に結婚運が悪いのです。
人物はだいたい性質もよく、他人からの人気も集まり、むしろ他人に利用される程の
お人好しが多いのですが、結婚に関してはいけません。
森光子・草笛光子・水戸光子・三浦光子・浅香光代など、これらの女優さんたちは
結婚運に恵まれなかった人達であることは、ご存じの通りです。
【女性が使えば名前負けする字 ・3】
「愛」の字は「心が思いでいっぱい」の意
男女の愛・親子の愛・隣人の愛など「愛」の字は美しく、尊い内容を持っています。
しかし、この字も語源をたどっていきますと、その意味は「悲しみ」「切なさ」のニュアンス
を持っているのです。
愛の字を分析しますと・・・・・・・旡・心・久の三つに分けられます。
「旡」の字は既・慨・漑などの字と関係があります。
「旡」は人間が食物をたくさん食べてお腹がいっぱになり腹をつき出している姿を表して
います。
月食のうちでも、十五夜と重なって、月がすっぽりかくれる月食を「皆既食」といいますが
「既」の字は「旡」を使っています。また田んぼに水をいっぱい満たすことを「灌漑」といい
ますが「漑」の字も「旡」が使われています。
次に「久」の字ですが、これは足の形が変化したものなにです。
つまり「愛」という字は、「心」が思いでいっぱいに満ちあふれ「旡」切なさに足「久」を
引きずっている姿を表しているわけです。これはユウウツの「憂」の字にもいえることです。
この由来から「愛」の字は、喜びや楽しさよりも「切なさ」「悲しさ」の意味が含まれて
いるのです。
人の名前に使った場合、「幸」や「光」同様に凶気をはらんでくるのです。
「久」の語源は人の足
この「久」の字を頭文字に持つ女性は人情家であり、男顔負けのしっかり者の方が多い
のですが、夫婦運だけは弱く、女性にとっては困った名前の一つです。
字画が3画であるというだけでなく「愛」の字のところで説明したように「久」の字は
「足」をあらわしています。
足を頭の上に置くことによって世俗でいう「行儀の悪さ」「男勝りの強さ」を示して結婚運
夫運を弱くしてしまうのです。
有名人では、水野久子・佐々木久子・島津久子さんなどが「久」の字に名前負けして
離婚・いかず後家・死別の運否をたどった人と言えるでしょう。
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★ 良い名前の命名資料.9・・・・・・不運を招く文字(後家相名)(完)